00107:黒電話


 

ガラスの破片を一通り拾い集めて
いろんな事が落ち着き始めた頃
電話が鳴った

誰とも話したくなかったので
その電話に出ずにいた

しかし
電話は鳴り続けた
いつまでたっても鳴りやまず
夜になっても鳴りやまず
朝になっても鳴りやまず
どうにもうるさいので
受話器をとった

「すいませ〜ん、カツ丼一つおねがいしま〜す!」


サノバビッチ!!



フライダンスステップ